登山道(王滝コース)

展望の良い御嶽山の南斜面を登る定番の登山コース

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田の原から登り始める「王滝ルート」は、御嶽山の定番登山道として利用されています。
このコースは山頂まで高低差890m、距離3500m、2時間30分から3時間ほどかかります。
登山口の鳥居をくぐってスタートすると、最初の区間は比較的平坦な道が続き、頂上を眺めながらのんびりと歩くことができます。
10分ほど進むと木階段が現れ、さらに20分歩くと急勾配の登山道が始まり、森林限界を越えることもあり、眼下に広がる景色が綺麗に眺められます。
その後は山頂まで断続的に急坂が続き、一瞬たりとも気を抜くことができません。
王滝頂上に到着すると、目の前に砂漠のような「八丁ダルミ」が広がり、印象的でインパクトのある光景が見られます。
2014年の噴火以降、入山規制が敷かれ、この登山コースは利用することができなくなりました。
その後、シェルターの建設など安全対策を進め、2023年7月29日より、9年ぶりに「八丁ダルミ」の規制が解除され、「王滝ルート」で登頂できるようになりました。
最新の状況については「木曽御嶽山安全対策情報」などの公式サイトで確認して下さい。
なお、掲載した写真は噴火前に撮ったものになります。