第3見学広場

当時、最先端技術で建てられた高層アパートが残る見学場所

【360度パノラマビュー】

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軍艦島の上陸ツアーで一番最後に訪れる第3見学広場。
この場所の見どころは、1916年に建てられた日本初の鉄筋コンクリート造アパートが現存し、30号棟と呼ばれています。当時、台風などによって木造家屋が壊滅する問題が発生していたため、強固なコンクリート建造物が全国に先駆けて取り入れられました。
築100年を超え、ギリギリ原形を留めている30号棟ですが、訪れた4日前の強風によって5階から屋上までの外壁や床が大きく崩れ落ちてしまいました。掲載した写真のように縦に崩れていて室内が見える状態にツアーガイドさんも衝撃を受けておられました。様々な保存方法が検討されていますが難しいようで、近い将来、倒壊するのではないかと心配する声もあります。
軍艦島の行動は厳しく規制されていて、歩道から外れて建物に近づいたり、島内を自由に歩き回ることはできなく、上陸して第1→第2→第3の見学広場を順番に進み、団体行動が基本となっています。そのようなこともあり、第3見学広場の説明が終わり、クルーズ船へ戻る時が唯一自由になれるため、そのタイミングを利用して記念写真を撮る人も多く見られました。

この記事を書いた人
たびる

旅好き|サイト19年目|会社員|大阪在住
仕事が休みの時にカメラを持って全国の観光スポットを巡っています。
撮影した写真がたくさんあるので観光案内や登山ガイドを掲載しています。

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軍艦島
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