ひめゆりの塔

沖縄戦で看護をしていた多くの女子生徒が命を落とした場所

【360度パノラマビュー】

コメント

沖縄陸軍病院第三外科のあった場所に立てられている「ひめゆりの塔」。見学は無料です。
沖縄戦末期、戦闘が激しくなる中、看護要員として招集された女子生徒222名、教師18名で「ひめゆり学徒隊」が作られました。
その中から、この場所(第三外科壕)にも動員されましたが、病院としての建物はなく、大きく口を開けた洞窟の中で治療を行い続けましたが、戦局は絶望的となり、解散命令が出ました。
しかし、敵に包囲され、壕から逃げ出すこともできず、その後、敵兵により爆弾が投げ込まれ、壕に隠れていた多くの人が亡くなり、48名いた学徒隊も生き残ったのは5名のみと最も被害を出しました。
洞窟を目の前で眺めていると、こんな狭く、暗い場所で、逃げることもできなかった悲惨な光景が目に浮かぶと、何とも言えない気持ちになりました。戦跡を現地で見ることの大切さを感じられる場所でした。

この記事を書いた人
たびる

旅好き|サイト19年目|会社員|大阪在住
仕事が休みの時にカメラを持って全国の観光スポットを巡っています。
撮影した写真がたくさんあるので観光案内や登山ガイドを掲載しています。

たびるをフォローする
南部
スポンサーリンク